あなたは、自分のことを愛していますか?・・・つよくつよく愛していますか?
「はい、愛しています!」
と、こたえられるあなたはOKです(^^)ナイスです(^^)
でも、即答できなかったあなた・・・「自己受容」についてかんがえていきましょう。
多くの人は、
「はい、自分が大好きです!」
とは、なかなかこたえられないのではないでしょうか。私もそうでした。
「自己受容」とはいったい何でしょう。と、そのまえに心理学のお話しをしますと、人はみんな「自分はこういう人間なんだ」という「自己概念」をもって生きていると言われています。
自己受容感覚とは・・・
「自己概念」の高い人(=ポジティブな人)は、「自己受容」ができあがっています。
自分のことを愛していますから、どんなに困難でくじけそうな苦境にたたされても、
「だいじょうぶ、私ならきっと立ち向かえる、克服できる。いつも、そうしてきたじゃないか!」
と、前向きにとらえます。
「かならず、やれる」
という、つよい信念をもっています。
逆に「自己概念」が低い人(=ネガティブな人)は、「自己受容」ができあがっていません。
「自分は弱いから、もうダメになってしまう」「いつもダメだったから今度も耐えられない」
と、悪く悪くかんがえてしまいます。
「自分は、幸せになる権利なんてもっていない」
と、かなり重症な人も悲しいかないます。
この差が「自己受容感覚」が完成されているか、そうでないかの違いです。
では、この「自己受容感覚」がネガティブな人は、どうしてそうなってしまったのでしょう。これは、生い立ちのなかで、いろいろな「刷り込み」をされてしまったことに原因があります。
たとえば学校の教育。テストで100点とれなくて、90点だったとしましょう。90点もとれたのだから、評価されていいはずのところが、
「あと10点、なぜとれなかったのか」
と、教師に責められます。
「90点もとれて、よくやったね!」
とは言ってもらえないんですね。否定的なんです。
さらに、父親または母親の影響があります。両親の学歴が優秀であった場合、また逆に両親が学歴にコンプレックスがあった場合、どっちにしろ、あなたにものすごい教育に対するプレッシャーをかけてきます。これもキツいです。
「一生懸命、勉強しなさい!他の人から遅れてはいけませんよ!1番になりなさい!」
これらが、あなたの「自己受容感覚」を弱くさせてしまった根拠になります。
心理学上、「自己受容感覚」は生まれてから10歳までに形成されると言われています。これじゃあ、どうしようも取り返しがつきませんよね・・・
自己受容をポジティブにかえる方法
では、ネガティブだった「自己受容」をポジティブに変えるには、どうしたらいいのでしょうか。
その方法は、まず
①自分のネガティブだった発想、思い込み、過去の出来事は見ない(無視!忘れる!)。
②これまで、うまくいった事柄にたいして、徹底的に自分をほめてほめてほめあげる(愛してあげる!)。
失敗を多く重ねた人ほど、大きな成功を手にしているというのはよく聞くお話しですよね。
また、たとえば失恋しても、人を好きになったという純粋な自分の感情をほめてあげる。
(人を好きになったことなんてないという人もいるくらいですから)
そうです。あなたは美しく生きている人なんです。
このくりかえしで、ネガティブな「自己受容」をポジティブに変えるのです。
何度も何度も、
「私はできる。私はうまくいく。」
どんな事が起きても、何があっても、自分ができたことだけを自分で強くほめてあげるのです。
まとめ
こういうふうに、何が起こってもどんなに苦しくても自分をほめて、自分のことを好きでたまらなくなるよう、くりかえし念じれば事態はすべて好転します。
意識のそとで、自分のことを受け入れられるようになり、ネガティブな「自己受容」からポジティブな「自己受容」へ改革できます。
あなたも、自分自身をつよく愛して「自己受容」を確立させ、美しく生きるよろこびを感じながら、日々すごしてくださいね。きっとですよ(^^)