あなたは、日々のくらしのなかで不安になったり焦ったりすることはありますか?私はしょっちゅうです(笑)
しかもいきなりで恥ずかしいのですが、私は極度の不安や焦りにおそわれると手が震えて字が書けなくなってしまいます。「書痙(しょけい)」という神経の病気の1種なんです。
今回はそんな私のように、不安や焦りで悩んでおられるあなたをスピリチュアルで解放してあげられればと思い、お話しさせていただくことにしました。どうぞよろしくお願いいたします。
不安や焦りが起こる理由をさぐる
そもそも私たちは、なぜ、不安や焦りをかんじるのでしょう。
人類は約20万年前、ホモ・サピエンスが誕生してその後現代に至るまで進化してきました。いったい何の話しだと言いますと、人類は肉体的・生活様式では素晴らしい進化をとげていますが、精神的、とくに不安や焦りといった恐怖心はさほど変化していません。魂のレベルで変わっていないと言ったほうが正しいでしょう。
それは遥か昔、狩猟民族だったころの私たちは、狩りをするときに危機管理能力をつねにもっていました。農耕民族時代も天候や天災に対する危機管理能力をもっていました。それらの歴史のなかで生きていくための不安や焦りという感覚はうけつがれています。
ですから、不安や焦りはあなたがあなた自身をまもる必要不可欠な感情だととらえてください。否定することはありません。あなたが今生きているための必須条件だとかんがえてラク~になってください。
スピリチュアルの概念を理解する
スピリチュアルでは、これまで不安や焦りというものを責める風潮がありました。不安や焦りから「うつ」につながってしまうとか、そういう感情をもっているあなたを否定するというように・・・
私たちは「不安や焦りを消し去りなさい」、「その傾向はあなたの弱点です」と教えられてきました。
しかしそれは、近年あやまった概念だったという風潮がおこっています。前項でお話しさせていただいたとおり、その発想であれば、危機管理能力を失う危険性があったり、なにより生きていく力が弱くなります。
だから、不安や焦りはスピリチュアルとしても、もっていなければならない感覚なのです。
不安や焦りの理由をかんがえ解決する
不安や焦りが起こる理由をかんがえましょう。これは前述のとおり、あなたが何かの「危険」を察知している証拠です。その「危険」とはなにかを分析します。
たとえば、
「仕事がいそがしすぎて、疲れている」
「人間関係で、ストレスを感じている」
などなど。
夜、眠る前などに自問自答してください。すると、あなたの不安や焦りの原因に気がつきます。原因がわかれば次は、解決にむけての努力です。
どうすれば、その問題が不安や焦りではなくなるのか、計画をたてます。実践的なところまで追求します。
・・・でも、かならずその不安や焦りをすぐに消し去ることができなくても大丈夫なんですよ。あわててかえってその不安や焦りがつよくなっても逆効果ですから。そんな時はじゅうぶんな休息をとる、それだけでいいのです。
天使にまもられていることを意識する
最後にお話しさせていただきます。前述の不安や焦りがあった時、あなた自身で解決できればそれがいちばんいいのですが、「天使」にゆだねることを意識してみてもいいでしょう。
「天使」は、あなたの不安や焦りをつつんでくれたり、共有してくれたり、とりのぞいてくれる素敵な存在です。あなたはあなたひとりではないのです。「天使」にまもってもらいましょう。
そうすれば、あなた自身もポジティブな思考になれるのではないでようか。
(「天使」については他の記事でもご紹介させていただいてますので、ぜひご覧くださいね~「七大天使とは?その役割りと使命と階級」)
まとめ
あなたの不安や焦りをスピリチュアルで解決する方法をご紹介しました。このように不安や焦りというものは、決してネガティブなものではないと言うことを理解してください。あなたの自己防衛本能がはたらいている、むしろナチュラルな状態です。
不安や焦りをさける、耐えるのではなく、それにたいしてのポジティブな対処、それを意識して過ごしていきましょう。
どうぞあなたの心が、すこしでも穏やかになりますように願っています。
そして、美しく生きるよろこびを感じてくださいね。きっとですよ(^^)